偶然2-空港にて

昨日からの続き。
北京空港の自動換金機に紙幣を重ねて挿入し機械停止、慌てて周囲を見ると二階に銀行の表示で階段を駆け上がり窓口へ。

パニくって中国語と英語とごちゃまぜの訴えを察してくれた職員さん、鍵をもって出てきて機械を空け紙幣を戻し換金もしてくれた。

 

空港を出るとすぐタクシー乗り場、係員の誘導に妻が「トランク空けてもらって」と言うのを「待て!」と制した。
リスクメモ『白タク誘導に注意。離れて正規のタクシー乗り場がある所もある』
係員を無視して、「こっちだ」とタクシーの列後方へと荷物を引き家族を連れて歩いた。
換金機失敗の信頼回復になるはずだったが、タクシーの列はとぎれ、妻「あのぉ・・・さっきの所でみんな乗ってるんだけど」
私「うん、どうやら思い過ごしだったな・・・戻ろう」
すんなり乗車していたら何台も前に乗れていたのに、列に並び先ほどの係員の誘導でトランクに荷物、家族は後部座席、私は助手席に座り行先を告げた。

f:id:nemannekenarui1955:20210507043057j:plain

運転手は私より年上のようで「観光で?」と、私はカタコトで初めて北京に来たと告げると「万里の長城行くなら一日貸切にするから電話して」と名刺をくれた、お名前はチョウさん。
試しに貸切料金交渉すると一日7000円ほど、ガイドブック情報より安かった。
「夕方のラッシュ時で迂回ルートがあるけど、初めてなら天安門を通ろうか?渋滞しても良ければ」
人柄の良さを感じ、初めて観る天安門に感激し渋滞もありがたかった。
続く