一日観光も終盤、テレビ語学番組で知った「北海公園」に行き「九龍壁」を見て、池と風にそよぐ柳は古都の美しい夕暮れ風情。
繁華街「王府井」(ワンフーチン）交差点まで行ってもらって料金清算。
リスクメモ『貸切料金に高速代など上乗せされることがあるので注意』がよぎってちょっと緊張したが、チョウさん約束通り掛け値なし、少し上乗せして支払いつたない言葉で精いっぱい礼を述べて車を降りた。
教えてもらったレストランは美味安価、良い人と出会えた幸運に感謝。
当時（１９９９～２０００年）放映された「テレビ中国語会話」は「初めての北京」をテーマに観光などで使うフレーズを現地ロケで紹介、パソコン利用以前の貴重な情報源で家族旅行に至るきっかけのひとつにもなった。
知人に紹介してもらった宿泊先が番組に登場するホテルだったこと、そして空港から乗車したタクシーと繁華街での再会は、今でも現実だったのかと疑うほど不思議な偶然だった。
スマホの時代になると戸惑いや思い違いもその場で解消出来ることが増え、カタコトで道を聞くこともなくなったが、それでも人と人との出会いや不思議な偶然はあると思いたい。
世界のコロナが終息して旅に出る日が来ることを願っている。
明日は当時の北京風景をもう少し追記。
