偶然4ー砂漠で針

北京の繁華街「王府井」(ワンフーチン)は凄い人混みでタクシーを拾うのも苦労してやっと乗車。
助手席の私の前に乗務員証、顔写真が空港から乗って明日の貸切予約しているチョウさんと似ている、しかし運転手は髪型も服装も違って年も若い。
何か変だとチョウさんの名刺を出して見る、乗務員証を見る、姓名も車番まで一致。
同じ車に乗車したということか、でも運転手は別人、状況が理解出来ずもしかしたらリアルな夢を見ているのかとさえ思った。
乗務員証を指さし「・・・この人は?」

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本日「俺のレンチ・イタリアン青山」ソロ出演。

26日銀座「スイング」緊急事態宣言延長で中止の検討もされておりましたが、ライブは予定通り開催決定、但しノンアルコール営業、動画配信もお楽しみ下さい。

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運「ああ、それは兄です」
私「えっ、お兄さん?!」
運「ええ、兄が昼で私は夜の交代営業で、安心して下さい、私の乗務員証もここに」と脇から出して見せてくれた。
私「ああー、そうでしたか。私たち空港からこの車に乗って、明日予約した日本人です」
運「あ、兄が日本の方を長城に案内するって言ってた、その方々なんですか!」
驚いた。砂漠で針を見つけるような偶然だった。

翌朝、予約時間にホテルロビーで待っていた兄のチョウさん、昨夜の出来事を互いに驚きながら(カタコトレベルで詳細は不明)一日観光に出発。
自家用車保有率はまだ低く、休日の市内から高速を快適に走り40分ほどで「八達嶺長城」に到着。
続く。