台本4-開幕

本日、銀座「スイング」リーダー出演。右近 茂TS 熊倉未佐子Cl 山口雄三B 八城邦義Dr。有料動画配信のご案内はこちら.

 

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台本4―開幕
舞台告知を兼ねたテレビ出演があり稽古場を離れて神奈川県の緑山スタジオへ。
尾藤イサオさんとコーラス3人、バンドは私の演奏家仲間で「サニーサイド」「素敵な貴方」「シング・シング・シング」など。
途中4時間の休憩、別のスタジオでタモリさんの番組収録がありゲストがリチャード・カーペンターさんと聞いて見学させてもらった。
あの「カーペンターズ」のお兄さん、ソロピアノでヒット曲メドレーを聴けたのは儲けもの。

 

芝居の演出家には激しく罵倒したり物を投げつける人もいるらしいが、この栗山民也さんは穏やかなタイプ。
それでも厳しいダメ出しが個人だったり全体だったり、悩み克服する中から徐々に連帯感が生まれ一体となって芝居を作り上げる、初めての経験だった。

公演本番が近づき演奏活動は代演を頼んで一時休止。
渋谷パルコ劇場、大阪、名古屋、東京中野サンプラザ、3ヵ月ほどの公演がスタート。
大勢で作り上げた舞台初日を終えた感動は普段のジャズ演奏とは全く違うものだった。

 

内容は戦争がテーマでシリアスだが、ジャニーズアイドル主演で客席は連日多くの女子中高生。
ある日俳優さん「いやまいりました。前席の多分中学生かなぁ、会話が聞こえて『ね、これってさ、昔、日本とアメリカが戦争したのよ』『えー、知らなかったぁ』ですよ。俺たちって何の為にマジで芝居やってんだか」