先日の「シライハウス」ジャムセッションの余韻がまだ残る。
1曲目終えて白井さんが私を紹介し、マイクを向けられた私も一言あいさつした後は、お客様へのトークもなく演奏者同士「あの曲やりませんか」と演奏を始める、こういうステージは私にとって久々のこと。
東京で20歳からスタートして46年の演奏家人生、音楽を生業としながらも純粋な楽しみのひとときを思い出させてくれた。
頂く仕事において、ジャズ好きが集う会場、或いは普段ジャズに馴染みのない方も多い会場など様々に異なり、数多いレパートリーから企画に沿う選曲内容で構成する。
主催者、お客様、演奏者、三位一体となって満足する結果となれば、そこに責任を果たした達成感や充実感がある。
それと違って、何の責任も追わずただ演奏に集中するジャムセッションの楽しみは格別であるが、東京で多忙だった40~50代は指関節痛に悩みセッション参加など考えもしなかった。
還暦迎える頃から休日を確保するようになって関節痛は回復してはいるが、ぶり返す不安もあって練習や仕事とのバランスは考えていきたい。