サンタクロースの赤い帽子と衣装スタイルは、1931年のアメリカでコカ・コーラCMイラストがきっかけと多くの資料にある。
1930年~40年代、多くのスタンダードジャズもクリスマスソング定番曲も生まれている。
「サンタが街にやって来る」「赤鼻のトナカイ」「ホワイトクリスマス」「ザ・クリスマスソング」他多数、ジャズアレンジし易く毎年このシーズンが楽しみだが昔とかなり違う。
演奏家生活が始まった昭和時代、ジャズ専門ライブは別としてホテル、キャバレー、レストランなど毎ステージ何曲も、クリスマス&忘年気分合体で世の経済成長を煽るようだった。
当然多くの曲が必要で私もあれこれ覚えたが、昭和も終わりバブル崩壊から勢い減速、クリスマスソングの演奏回数も減って行った。
そんな頃に弾き語りを始めた私は歌う曲は少ない。
今も街の商業施設で昔と変わらず多くのクリスマスソングが流れるが、「あ、この曲、あの曲」と耳を留めるのは私くらいか。
年一のシーズンもので私世代でもお忘れになった曲も多く、演奏してクリスマス気分に浸ってくれる曲はごくわずか。
ちと寂しい気もするが、その分思いを込めてお送りする。
(因みに昨年はこんなことを書いていた)