この時期に

昨日、銀座「シグナス」、水森亜土さん月例ライブ。

レギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)に加えて、ローズマリーダンサーズ(宮澤マユ、瀧山うさぎ)の参加は、お客様への亜土さんのクリスマスプレゼント。

いつも通りトリオ演奏でスタートして3曲演奏後、ブギウギリズムに乗って亜土さんとダンサー登場し、「ジングルベル」を歌うと、ステージが一気にショーアップした華やかさに包まれる。
お客様もいつもに増して笑顔と拍手で楽しんでくれた。

クリスマスナンバーは、私の場合、一般的定番曲のみでさほど多くはない。

このブログにも書いたが、日本が高度成長期だった時代に比べてクリスマスソングをやることが減った。

過去手掛けたが演奏しなくなった曲としては、「ママがサンタにキスをした」「フロスティーザスノーマン」「赤鼻のトナカイ」「もろびとこぞりて」「ヒアカムズサンタクロース」などなど。

「歌う」ナンバーとしては、弾き語りとしての仕事が増えだしたのが10年余りなので、「ザ・クリスマスソング」「ホワイトクリスマス」「ブルークリスマス」「サンタが街にやって来る」「ジングルベル」・・・くらいか。

この時期、街の商店などでは今も多くのクリスマスソングが流れているが、実際にステージでお送りする曲は少ない。

最近は米国でもキリスト教色の強いクリスマスを祝うことが、他の宗教への配慮から抑える向きもあると聞く。

日本は元々宗教的意義が薄くイベントとして楽しんでいる。
以前お会いしたお坊さん、「うちの子供にせがまれて、でも寺なんで外から見えないとこに小さなツリーを飾ってます」と。

私はクリスチャンでも何でもないが、子供時分、テレビや街中で流れるクリスマスソング、そして映画「ホワイトクリスマス」のビング・クロスビーの歌声に、寒い季節に温かさを感じた。

そんなことで、この時期に時期ものをお送りしたい。

さて、本日は池袋「ばがぼんど」、ソロ弾き語り出演。
時期ものも交えてお送りします。