昨日、首都圏の大雪ニュースに車通勤の息子にメール、返信もらうと添付された風景写真に驚き、『事故と歩行転倒に気を付けて』と返した。
現在の福井は雪が消えているが降って当たり前の地域、Uターン後初めての冬に緊張感あり。
北陸の冬は一日中晴れる日が少なく天候はくるくる変わり易い、鉛色の雲に覆われ雪と共に雷も。
福井で育ち南国への憧れもあったが、少年時代に観たロシヤ映画「チャイコフスキー」で主人公が雪の街を歩くシーンが印象的だった。
それ以後「ピアノ協奏曲第一番」(チャイコフスキー作曲)のレコードを聴くと郷里の雪景色を妙に美しく感じた。
18歳で上京し初めての冬、連日の青空に「こうも違うものか」と思った。
その後演奏家として各地へ、チャイコフスキーが歩いた街サンクトペテルブルグ、極寒の北京、南国の白い浜に青い海の感動・・・。
様々な風景と空気が記憶に残るが、今は住まう郷里の風景が一番気に入っている。