若気の失敗

先の予定で福井市のアルトサックス奏者白井淳夫さんから頂いている仕事が2本。

共にピアノがない会場とのことで、ピアノレッスンの生徒さんにお借りする。

 

一昨日ブログに書いたが80年代にキーボード使用の演奏が多く、今と違ってタッチや音がピアノにはほど遠いものもあった。

20代後半、先輩ドラマーから依頼されて東京都内のレストランに演奏に行った。

店に置いてあるキーボードで演奏したがかなりチープな音。

ワンステージ終えてリーダーのドラマー氏、「キーボード弾き難いと思うけど我慢してね」と。

私「ま、安物で音は悪いけど、頑張ります」

ドラマー「あれ、俺が持って来たんだ」

笑顔ではあったが、私全身緊張「すいません、失礼なことを!」

ドラムの他にキーボードも運んでセットしてくれた、知らなかったとはいえ年下の私が感謝もなく若気の至り炸裂の失敗。

以後、ピアノがない会場で演奏できることに感謝を忘れない私。