娯楽芸術

一昨日の地震報道で2011年震災を思い出す。

東京暮らしで体験、発電所事故の電力不足から駅や公共施設の照明が減り、都内各所で事前通告し一定時間の「計画停電」が実施された。

その影響で先々の出演キャンセル、都内は当然で地方からも続々、中には被害が全くない地域から右へならえ自粛もあった。

そんな中、ある県の主催者から「うちは中止しませんから来てください。周囲から『こんな時だから』と中止意見ありましたが、こんな時だから元気でいる人が一緒に下を向てどうすると納得してもらいました」

 

しんどいことが起こらない時代はないが、娯楽や芸術が人の心を潤す元気づける役割は大きいと思う。

演奏家として、平常時、非常時に関わらず人の心に響く音を奏でたいと生きている。