花火

昨日は「三国花火」、随分以前に東京からの帰省で観たことがあるが、当時と違い規模も拡大し交通規制も、しかもコロナで3年ぶりの開催で20万人超の人出予想。

会場の浜まで車で10分足らずだが、凄まじい混雑予想に家の近くから、8時半のフィナーレは圧巻だった。

 

東京時代は演奏仕事のついでの花火が幾度か。

墨田川は浅草の料理屋ビルでお客様の夕食時に演奏、共演はトランペット名手の光井章夫さん(故人)。

開演時間となり4階のテラスでお客と一緒に見学、間近にある二つの橋から上がる。

光井さん「たーまやぁー!、いいねえこりゃあ」、ネイティブ江戸っ子の話し方が落語の登場人物のようで情緒満点。

すぐ左下の吾妻橋が凄い人、警察車両アナウンス「立ち止まらないで歩いて下さい」の指示でぞろぞろ。

光井さん「あん時もこんなだったなぁ」、私「えっ、どういうことで?」

東京大空襲でな、俺ん家は助かったけど焼け出された人たちが千葉の親戚目指す人もいりゃあ、あてもなくついて歩くってのもいて、橋があんなだった・・・、お、こんだぁあっちから、たーまやぁー!」今も言葉が耳に残る。

 

この1週間ほど後に東京湾花火、お台場のレストランで東京在住アメリカ人歌手と二人でステージ、花火開演時間となり店の前の路上へ「にほんでハナビみるのハジメテ」

花火に興奮すると英語になり、"What a beautifl firewarks.!"、"Amaging!!”、一週間前の江戸情緒から一転して海外気分に。