自由な解釈

昨日ブログ続きになるが、6月9日富山県宇奈月温泉100周年イベントに因んで、1923年のジャズ曲を希望、連絡頂いた候補曲から1曲選んだ。

"Charleston"「チャールストン」、名ピアニスト、ジェームス・P・ジョンソン作曲でラグタイムの味わいあるジャズ黎明期を感じる曲。

タイトルはダンスの呼び名としても知られる言葉と思うが、私は聴いたことがある程度で手がけたことがなく、YouTubeで複数異なるタイプの演奏を参考に練習。

便利な世の中になった。駆け出し時代は先ず音の資料を探し、やっと一つ手に入れて練習始めてその後異なるアレンジを知って、何ヶ月もかかったことが今は30分。

 

ジャズは演奏者による自由な解釈で一つの曲も様々に違う、初心者時代はアレンジされた演奏で曲を覚えたつもりになったが、それは特定の演奏家のマネをしているだけだと気づく。

譜面に記されぬ自由であるが故の難しさだが、多くの手を覚え記憶の引き出しを増やすことで曲の理解と自己表現を身につけてゆく。

この「チャーストン」、イベント趣旨に沿ってこの時代の味わいを私流にどう演奏するか、あとひとつき半。

 

4月-5月スケジュール