先日の「計量協会」も演奏に招かれて初めて知ったが、世の中には実に多くの団体がある。
若手時分はこういう仕事が多く、いちいち主催者の詳細知らぬまま出演することもあったが、大抵仲介者が入るので行ってみたら怖い組織ということはなかった。
行って驚いたことはあって、２０年ほど前にある有名芸能人の周年パーティーと聞いて行くと、小林旭さん、梅宮辰夫さん他、蒼々たる日本の有名俳優ずらり。
その少し前、ある芸能人婚礼に来賓で来られた俳優の古谷一行さんが「愛の賛歌」を歌う伴奏があり、閉会時バンドメンバー一人一人に「ありがとうございました」と丁寧に頭を下げられた。
時に報道取材がありテレビ映像の端に映り込むことも、思い出すときりがないが昨今減ったのは時代か、と思っていたら今月地元で幾つか頂いている。
明後日「退職校長会」の地域的な集いにソロ演奏の依頼を頂いているが、全国連合の組織とかでネット検索。
昭和３０年代、日教組と文部省の確執や学生運動の激化など社会不安から、親睦目的だった退職校長会が教育の安定を目的として活動を始めたそうだ。
私とほぼ同じ歴史を歩んでこられた会と知るが、しかし、何の組織にも属さずピアニストとして生かされていることを周囲の方々に感謝。
本日１４：０５～ＮＨＫ総合テレビ「北村英治スーパーカルテット・イン神戸」放送、ご覧下さい。
