昨日、勝山市レッスンで歌とピアノの生徒さん同士で"Love me tender"をやりたいとの希望。個人から共演への広がりは私も嬉しい。
「これはジャズではないのですか?」の質問に、ジャズとして演奏されることは希だがスタンダードに違いなく線引き出来ないと答えた。
この歌をヒットさせたエルビス・プレスリーは「今夜は一人かい」"Are you lonsome tonight"も歌っていて、こちらは1920年代の曲。
プレスリーがデビューした50年代半ば、ロックンロールがブームとなり大衆音楽の潮流がジャズからポップへ移行してゆくが、60年代まではこうしたジャズ隆盛時代のカバーも新曲としてヒットしていた。
私の子供時代、「煙が目にしみる」はプラターズで、「キャラバン」はベンチャーズで、「月光値千金」ナット・キング・コール、「ベイビーフェイス」ブライアン・ハイランド他、多くのスタンダードをジャズと意識せず覚えた。
そんなことが昔話しとなった今も、こうして歌い継がれるスタンダードの偉大さを改めて思う。
各所レッスン生合同の発表会開催
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