再現と表現

先日書いたザ・ベンチャーズ、少年期の私も耳コピーで何曲か弾けてギター初歩的レベルでマネ出来る音楽と思っていた。

ところが最近の動画サイトで、よく聴くと実はのテクニック、レコーディングサウンドの隠れた工夫などの分析解説に目からうろこぼろぼろ。

私がパソコン始めた20年前のネット上で個人の間違った解説も多く、それを信じた「初めて知りました」投降も見受けられた。

ベンチャーズ・オリジナルメンバー没後となった今となって若い世代の分析解説に、リアル世代の私は知ってるつもり次々崩壊、感心に変わる。

ビートルズコピーバンドも世界中に多いが、オリジナルに極力近づき再現する喜びが奏者と聴き手奏法にある。

クラシックもショパンやベートーベンの作品を再現、そこから演奏者の表現が喜ばれ評価される。

 

ジャズもアドリブ習得の手段として耳コピーは重要だが、人前での演奏では再現でなく即興性が求められる。

譜面通りとかコピー通りでない自由さは魅力だが、自己流や勝手きままでは自己も行き詰まり多く人を魅了する音楽にはなり得ず。

評価を受けるに足る音楽は技術習得と表現が大切、それはジャンル問わず同じ。

 

9月ー10月スケジュール