音楽熱の記憶

私の音楽熱の記憶は60年余り前から始まる。

ビートルズのデビューアルバムを兄が買ってきたが、私はベンチャーズに熱中した。

1965年、日本中でベンチャーズ影響による空前のエレキブーム、来日公演とライブアルバムが拍車をかけた。

人気沸騰の66年来日では偶然ご近所から福井公演チケットをもらい、小4の私は連れってとせがみ憧れのホンモノ体験。

エレキブームは多分68年が頂点だろう、ロック音楽はシンプルな作りから複雑で凝った楽曲へと発展。

ベンチャーズは時代遅れとも言われつつ人気衰えず毎年来日、シンプルでストレートな表現を変えずファンは世代交代して続く。

オリジナルメンバーも皆他界した今、YouTubeベンチャーズ解説動画は多く、アメリカでもファンが多いことを知る。

 

60年代の10年間で大衆音楽のメインはジャズからポップスへと移行、70年代~90年代はジャズは一般的に敬遠された。

そういった偏重が2000年頃から変化、20世紀100年間の音楽変遷ネタ切れ感と、ネット普及での個人的趣向が優先の結果か。

 

東京から福井帰郷2年過ぎて今、ジャズが多く親しまれることを肌で感じる私。

 

9月-10月スケジュール