映画と音楽36-ビートルズ映画「ヘルプ!」

本日は銀座俺のイタリアンJAZZ」「俺のやきとり銀座9丁目店ソロ出演。

緊急事態宣言の午後8時までの営業でワンステージのみ。

全くなくなるより腕と感覚の錆止めに感謝しつつ、お客様の来店や如何に。

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映画と音楽36-ビートルズ映画「ヘルプ!」

1965年、ビートルズ映画二作目「ヘルプ!四人はアイドル」"Help!"公開。
アルバムで楽曲に馴染んでから映画を見るので、筋は何でも良くて演奏シーンばかりに集中したように思うが、初回作と違ってこちらはストーリーも分かり易かった。
ドラマーのリンゴ・スターが指にはめた指輪が抜けなくなる、それが実はある宗教儀式の生贄にかかせないもので、4人は訳も分からず追われるはめに。
アルプス雪山でのカーリングでストーンが爆弾仕掛けのシーン、今はメジャーな競技だが当時知られておらず、外国には変わったゲームがあるんだなあだった。

 

兄は高校生で同級3人がよく我が家に遊びに来ていて、中でもSさんの実家は喫茶店で洋楽レコードが多く、影響を受けた兄もナット・キング・コールフランク・シナトラなどのレコードを聴くようになった。
母もハイカラ趣味も手伝って、クラシック、ポピュラー、ラテン、ビートルズ、祖母の趣味で長唄、小唄、都都逸と幅広い音楽が増えて行った。
中に「ザ・ベンチャーズ」のシングル盤があって私は夢中になった。

 

1965年にビートルズ来日公演の生中継をモノクロテレビで見た。

日本海側に海外アーティストが来ることがなかった時代、遠い東京の出来事は現実感がなかった。
ところがその翌年、ベンチャーズの福井公演を知って突然現実的になり、しかもご近所から福引景品のチケットを譲ってもらいコンサート生体験、小5の興奮は今も忘れられない。

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Sさんは家に来る度に様々なタイプの洋楽レコードを持参し趣味を分かち合おうとしたが、兄はボサノバ、ジャズに至るとどうも、ならばピアノを習っている弟はどうかと思ったらしい。
続く。