映画と音楽37-ビートルズ解散

飲食店が一斉に夜8時までの営業となって、昨日、銀座「俺のイタリアンJAZZ」「俺のやきとり銀座9丁目店」、満席ではないにしろ若いお客様がまずまずの入り。

ワンステージのみ、あっと言う間のソロステージ終えて帰路の中央線も空いていた。
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映画と音楽37-ビートルズ解散
小学校5、6年頃、兄のガットギターを手探りでいじってベンチャーズビートルズで聴き覚えた単純なフレーズをマネ事。
ある時、兄の親友Sさんが家に来た時にそのマネ事を聴いて「あれ、和英くん、ブルースコードどこで覚えたの?」、私「え?」。

ビートルズのカバー"Roll Over Beethoven","Long Tall Sally"、ベンチャーズ"Buldog"."Wipe Out"などは全て3つのコードのみで構成された12小節を繰り返す「ブルース形式」、その言葉をこの時初めて知った。
それ以降Sさんはボサノバ、ジャズなどのレコードを持参しては私に「これ聴いてみて」と貸してくれるようになった。

 

兄が高校卒業し東京に行くと、置いて行ったギターでコードを覚え、ベンチャーズビートルズ、ボサノバ、ラテン、フォーク、カントリー、日本の流行歌・・・耳に入る音楽を全てマネることが面白く、クラシックピアノをやめてしまった。
兄のビートルズ・アルバムは「ヘルプ」まで、その後私はフォローせずシングル盤何枚か、解散の噂に衝撃を受けたのが中3になる頃だった。
これは大変なことになったと「アビーロード」と「レット・イット・ビー」のアルバムを友人と一枚づつ買って互いに交換、新作映画公開を知った。

 

映画「レット・イット・ビー」(1970)は、それまでのアイドル作品でなくドキュメントで、リハーサル、レコーディング、レコード会社屋上のライブのシーン、抑えきれない熱い思いが沸騰、友人とバンドを始めた。
高校時代ギターからベースに転向し各所で演奏活動、わずかながらギャラも。
ラテン+ロック「サンタナ」が好きになる頃からジャズにのめり込み、「この音楽をピアノで弾きたい」衝動抑えきれず東京へ。

今に至る演奏家人生、きっかけのひとこま。

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