ギター帰る

今の日本でバッハと言えば先ず渦中の人が浮かふだろうが、音楽の話。
G線上のアリア」「主よ人の望みの喜びよ」はバッハの有名曲だが、私はブラジルのギター奏者バーデン·パウエルで覚えた。
60年代のボサノバブームで人気があり来日もした。

中学に上がってクラシックピアノよりギターに熱中、耳に入る音楽を片っ端からマネして弾いて「メロディーとコード進行の関係」を覚えた。

先のバッハ作品のコード進行が現代のポピュラー音楽にも生きていることを知り、それらが基礎となってジャズピアノに至る。

そのギター、若者時分は趣味的に家で弾いたがもう何年も触っていない。
安価なものでメンテナンスもせずほったらかし、でも廃棄するに忍びなく引っ越しで福井に"持ち帰った"。
新居リフォーム完了まであと何日か、包装を解いて弾いてみようか。