昨日猛暑、ジャズ講座はいつもよりやや少なめではあるがお越しに、「この素晴らしき世界」を皆で歌った。
この曲が生まれた1960年代後半、ベトナム戦争を背景に平和を願う歌詞。
「美しい風景の中、行き交う人々が「ごきげんよう」と、それは"I love you"の意味」
日本人的にはアイラブユーは恋愛表現に感じるが、このLOVEはもっと広い意味の愛で古来東西文化の違いを感じる。
調べてみると「愛してる」という表現は明治以降の西洋文化の影響だそうで、それ以前は「恋しい」「好き」などと言ったそうだ。
キリスト教的には神が御身を犠牲にして人の幸福ももたらす考えだから、そういう「愛]なんだろう。
この歌を有名にしたルイ・アームストロングが語っている、「世界は戦争、飢餓、差別、どこが素晴らしいんだって思うだろ、でも自然風景の美しさも素敵じゃないか、もっと人同士が愛を知れば、きっと面白い世界になる」
さて、本日は銀座「スウィング」、北村英治さんライブ、こちら素晴らしき95歳。
レギュラー陣にゲスト若手クラリネット、熊倉未佐子さん、宮脇 惇さん。
極上のジャズお届けします。有料動画配信ご覧下さい。(画像クリックでリンク)