色変わり半世紀

昨日、福井市河合公民館ジャズ講座、「枯葉」をスローから4ビートへのアレンジで皆で合唱。

解説はジャズの大衆性と芸術性、と言っても難しい文化論でなく、20世紀前半ジャズは大衆音楽の主流で、50年代以降ロックンロール、ポップスへと移行、一方ジャズは芸術的進化へ、という大雑把な半世紀の色変わりをお話しさせて頂いた。

 

私は1955年(昭和30年)生まれ、戦後のジャズブームが過ぎたばかりの時代で、リアル記憶の始まりは日本のロカビリーブーム、以後ロック&ポップ音楽で育った世代。

長く共演させて頂く北村英治さんは1929年(昭和4年)生まれ、リアル記憶は昭和初期のジャズ流行からと思う。

銀座「スウィング」では94歳の北村さん頭に、谷口英治さん50代、熊倉未佐子さん、宮脇淳さんは30代、世代の違う演奏家共演がとても楽しく貴重な瞬間に感じる今日この頃。

 

11月-12月スケジュール