先月末に金沢で初演奏した"Je Te Voux"「ジュ・トゥ・ヴ」、明後日「北ノ庄クラシックス:武田幸夫ライブ」でも演奏する予定。
この曲はフランスの作曲家エリック・サティが1900年に発表。
20代そこそこの頃ラジオでサティの「ジムノペティ」を聴いて、1888年の曲に「メジャーセブンス」の和音が使われていることに驚いた。
このMajor7thコード(ド・ミ・ソ・シ和音)は中学時代ギターで覚え、透明感お洒落感に魅了されジャズ、ポップスに頻出することを知った。
この和音は当時好きだったドビュッシーの曲にも登場するがそれと気付かず、「クラシックにない和音」と思い込み、サティを聴いて己の無知を恥じた。
サティは19世紀後半にピカソなど芸術家たちと交流し酒場でピアノ演奏したそうだ、ジャズが醸された状況と共通する。
当時のフランス作曲家ラベルやドビュッシーも米国生まれのラグタイム、ブルースなどの影響受けた作品もあり、それら芸術と大衆文化のいいとこ取りでジャズが形成されたのだろう。
それがジャズの大衆的要素から芸術的要素まで幅広さの由来かと思う。

