横浜中華街

昨日、横浜「バーバーバー」に北村英治カルテット(山口雄三B 八城邦義Dr)で出演、ほぼ満席の盛況だった。

2か月おきのライブで、毎回夕方に横浜中華街老舗の「同發」にカルテット全員集合、食事を頂いてライブに向かうのがおきまり。

この店は北村さんが30代からの馴染みとか、最近はニューカレドニア観光局長Sさんもご一緒することが多い。
Sさんは中華街の近くにお住まいで、こんな話を聞かせてくれた。

「この『同發』は明治時代からの歴史がありますけど、今この中華街で老舗と言われるのは現在10軒あるかないか。それは、飲食業って大変だから子供が後を継がないで閉めちゃう。
その店を中国から来た人が買うんだけど商売優先で、最近は「食べ放題」とか「肉まん」ばかりが目に付くようになりました。だから個人店の味の良さとかがなく、総じてレベルの低下も心配されてるんです」

中華街の居住者も減っていると聞いて、そういえばと思う。
かなり以前、夜も更けて観光客がいなくなる時間帯には、店先や路地におじちゃんやおばちゃんが椅子に座って中国語で話していたり、そんな生活感があった。
最近はそういう異国情緒も薄くなったように感じる。