まんじゅう

本日は北陸新幹線開業だが、福井県出身者としては金沢止りということで、いまひとつ気分は盛り上がらない。
それよりも昨日書いた中華街の「肉まん」の話。

関西では「豚まん」と言う、肉餡入りの「まんじゅう」のこと。
「饅頭」は日本語でマンジュウ、中国語でマントウ、漢字は同じだけど別物。

日本のマンジュウは甘いお菓子だが、中国のマントウは中身のない蒸しパンのようなもの、こぶしより少し大きくて、ご飯や麺と同じ主食なのだそうだ。

肉などの餡入りまんじゅうは中国語で「包子(パオズ)」。
小籠包もその類で日本のより小ぶり、中華街の肉まんは日本人向けサイズとか。
日中人が互いにこの違いを知って驚く。
 
饅頭の由来を『三国志』で読んだ。
諸葛孔明が、川の氾濫を静めるために捧げる生贄の代用として人の頭を模して作ったのが饅頭。
三国志には他にも、ある盗賊が住んだ地名が「白波」で、歌舞伎「白波五人男」の由来になったことも知った。

この他にも言葉由来があって、その度に「へー!」と感心したが、読んだのはかなり前で今はこの2つしか覚えていない。

さて、本日は都内でプライベートな会での演奏。