バイスクルゾーン

昨日は銀座「シグナス」、水森亜土&トリオ月例ライブ。相変わらず多くの亜土さんファン、そしてご常連ジャズファンで賑わった。
珍しいリクエストで「ビタースイートサンバ」。
深夜放送「オールナイトニッポン」テーマ曲として有名だが、60年代の有名グループ、ハーブアルパートとティファナブラスのヒット曲で、トリオのメンバー、酒井一郎(B)氏、八城邦義氏(Dr)も世代的によく知る曲なので即興でお送りした。

ところで、我家から最寄駅に向かう通りに自転車ゾーンが出来た。
お隣の小平市駅前通りは既に4~5年前に出来ていて、1kmほど路側帯が青く塗られている。が、駅前とあって路上駐車も多く、自転車専用ということは難しい現状。
家の近所の道路は駅から少し離れて路上駐車も少ないし、車からすると以前よりも狭く感じるのでスピード超過防止にもなるかと思う。

街なかでの自転車ソーンを初めて意識したのは15年前のオランダだった。

日本から行った演奏者とお客様とで、古都アムステルダムの街並みを愛でながら石畳の歩道を歩いていると、私の後ろから「チリーン」と自転車のベル。
「えっ!」と振り向くと、外人の娘さん(いや、我々が外人さんだけど)が、片足ついて、"Bicycle zone"と。瞬間?と思って足元を見ると白いライン、慌てて"Sorry!"と.よけた。

石畳に細い白線だけなので、来たばかりの外人(私)には分からなかったのだが、バイスクルゾーンの存在を知って街を見ると、古都の景観そのままの街に車と自転車と人が上手く機能していることに感心した。

同じく古都、京都でも広い歩道が自転車ゾーンとなっているのを見たことがあるが、各地には人一人がやっとという歩道もあるし、先ほどの例のように路上駐車路なども、専用レーンの確保はなかなか難しい。

家の近所の自転車レーンは広い。道路の突当りは小金井公園、もうじき桜で多くの人が訪れる。
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