あくまでも好意

昨日、水森亜土+トリオ月例ライブで、上野「アリエス」に早めに入ると、既に女性のお客様お一人
私「いらっしゃいませ」と挨拶すると、「あ、初めてなので、早めに来てしまいました。楽しみにしてます」と。

ドラムの八城君が来て楽器セット始めると、亜土さんも入店、肩に衣装などのバッグ、手にはアイスクリーム?を食べつつ。
思わず私「子供か!」とつっこみ。

お客様席を立って、「亜土さん!ライブを楽しみに来ました!」と、亜土さん「ありがとうございましゅ」そして、いきなり「はい、これどうぞ」とアイスクリームを。
お客様、戸惑いつつ「え・・・いいんですか、ありがとうございます」と受取った。

亜土さんの話によると、アリエスの近くにイタリアンジェラートの店がオープン、店員はイタリア人みたいな外人さんで、小さいの二つと言ったらイタリア語みたいなので何か言ってたけど、もらったら大盛。食べきれないからお客さんにあげたそうだ。うーむ、店の策略か?

開演時から満席、2ステージ目には補助席で待つ人もいる大盛況の夜だった。
終演して亜土さんに、アイスクリーム上げたお客様は知り合いだったの?と聞くと、「知らない人」だと。
根っから人懐っこい亜土さん、こういうことは多々あるが、時折、相手の意思に関わらずのこともある。

以前、私の知人が地方から出張でお越しになって手荷物も多かった。
亜土さんは初対面だったが、ステージ終わって、その方が私に寄ってきてひそひそ話、「亜土さんからお饅頭頂いたんですが、私、甘い物全くダメで、荷物も多いんで、すみませんが、これ持ってってもらえませんか」

別の時、知人が私にお土産でくれたお菓子の入った袋を、店の隅に置いた。
終演後に持って帰ろうとしたら、ない。
店のスタッフに聞いたら、「あ、その袋でしたら、亜土さんが別のお客様に上げてました」、私「えーっ!」。
亜土さんの荷物も近くに置いてあって、お客様からのお土産や花など多数あった。そんな場所に置いた私が悪かった。

まだまだ、この類の話は尽きないが、またの機会に。でも、これら全て、あくまでも亜土さんの好意(と、擁護)。お世話になってます。

さて、梅雨の晴れ間となった本日は、銀座「スイング北村英治さんと出演。