直樹くんは体調を壊しひとつきほどの療養を経て、復帰第一日目だった。
本人は「ちゃんとした演奏でなくて申し訳ない」と何度も言っていたが、全く問題ないプレイでお客様も大きな拍手。
復帰初日にしては1時間3回のスイングは厳しいかと思うが、直樹くん本人の北村さんへの強い敬意から、ここからと決めたそうだ。
その北村さんがお元気なことは、このブログにも度々書いているが、とにかく演奏もトークも淀みない。
曲にまつわる作曲者、映画、演奏者、場所などの固有名詞が滞ること無いのは、常々感心する。
86歳の北村さんからすれば私などまだ若いから、滞りなくて当然とは思うが、時折思い込みや思い違いがないか確認する。
私の場合ステージトークもお客様に楽しんでもらう重要な要素と考えて、若手時分から試行錯誤してきた。
50歳過ぎる頃までは、リーダーライブでのトークは必ず台本を書いて練習して本番に臨んだが、いつしか慣れて台本不要となった。
ではあるが、問題はないのか、もっと磨いて錆びないようにと思う今日この頃。
さて、本日、銀座「俺の割烹]/[俺のフレンチ・タブルタク」 掛け持ち。
ソロでピアノ演奏と弾き語り、勿論、トークも交えての出演。