二足のわらじ

本日は、定例デュオライブ「究極(9曲)の特集2016年総集編」をお送りする。

今年お送りしたテーマから各2曲づつ選んでお送りする。

2月「喫茶店」 昭和の喫茶店に因んで
4月「昔の人は言いました」 故事格言をジャズに探る
6月「ゆったりのんびり」 悠々とした時の流れ
8月「水」 暑気払い
11月「世界街歩き」 世界の街に因んで

ベースの酒井一郎氏とデュオで10年以上継続、テーマと9曲がよく続くもんだと自画自賛してみるが、重複する曲あり、こじつけありで続いている。

この定例第二部や他の会場などでの「オールリクエスト」では、かなりの曲数に応えているが、それもピアノ演奏と弾き語りと両方で叶うことで、専業歌手に比べるとレパートリーは少ない。

本来ピアニストであるが、15年ほど前に北村英治さんにもっと歌えと勧められたのがきっかけで、毎日歌の練習ばかりした時期があった。
今思えば、意識バランスが歌に偏った中途半端な時期だったかもしれぬ。

お陰で10年ほど前から弾き語りの仕事が来るようになって、現在は年にピアノ演奏のみという仕事が数えるほどになったが、最近はピアノと歌のバランスが自分の中では均等になった感がある。

ピアノと歌、「二足のわらじ」と言えぬことはないが、どちらも大切な自己表現であり、より質の高いところを目指したい意識は常にある。

などと真面目なことをいいつつ、本日は定例デュオライブ。
残り少なくなった2016年、こちらも楽しんで、お客様も楽しんで頂くことが一番。

お席がわずかありますので、今宵お時間ある方はお越しください。