祝いの気遣い

昨日、銀座「俺のイタリアンJAZZ」にソロ出演。

お店から渡されたメモに「バースデー〇〇さん」そしてもう一件「6か月記念」とあった。

ステージで「6か月の記念とメモを頂きましたが、どの席のお客様でしょうか?」と言うと、ピアノすぐのカウンターのカップルが、控えめに手を挙げた。

オフマイクで「どういう記念で?」と聞くと、女性が「おつきあいして半年目の記念日です」と。
お若~い可愛いらしいカップル。

バースデーは誰もが毎年訪れる祝いだが、仕事や恋愛では辛い思いをされるお客様もいらしゃることを思えば、過度に盛り上げるのは如何かと気を遣う。

とはいえ、例えそういう方がいらしても「ちくしょー、こっちは辛いんだ」などと恨みを抱くことなど滅多にないと思いつつ、お送りする。

「バースデーなら歌がありますけど、おつきあいして半年の記念の歌ってのがないんで、でも、せっかくお祝いにお越しになってくれたカップルに、こんな歌をお送りしましょう」と、"L-O-V-E"弾き語り。

他のお客様も手拍子で盛り上がってくれて良かった。

ステージ降りて、そのカップルに「おつきあいして半年なんだ。まだまだ先は長いからね、仲よくね。また1年の記念に祝いに来てね」と。

まぁ、何の祝いにせよ、幸せの瞬間をここでと選んでくれたことへの感謝の気持ちでお送りしている。

さて本日は自ら「幸せを絵に描いたような男」とおっしゃる北村英治さんのライブ。
銀座「スイング」に出演します。