仕切り役

昨日ブログの続き話題になるが。

少年時代にギターを覚え、友人とロックバンドを組むことになったが、ベース奏者がいないという理由で私が担当することになった。
それが、低音楽器の面白さを知るきっかけとなった。

ビートルズの"Something"でのポール・マッカトニーのベースをコピーした時に、低音部をしっかりおさえつつも実にメロディックな奏法に感心した。

とはいえ、ポップ音楽において、一般的にはベースは縁の下の力持ち的存在かと思う。

ジャズに興味を持ってピアノに魅了されたと同時に、ベース(ウッドベース)もドラムもソロがあって”目立つ”、これは面白いと感じた。

昨日は上野「アリエス」、水森亜土さんとの月例ライブ。
各ステージで亜土さん登場前に3曲ほどレギュラートリオ(酒井一郎、八城邦義)での演奏。

ベースやドラムのソロの後にお客様の拍手が来ると、仕切り役の私も嬉しい。

仕切り役と書いたが、ソロ廻しはバンドリーダーの役目で、事前の打ち合わせなく目くばせや音の流れで判断する、即興演奏の面白味の一つ。

さて、また雨か、という本日だが、銀座「スイング」北村英治さんのライブで出演。
バンドリーダーとしての北村さんによる見事な仕切りも見どころ。