現地でトリオを組むのは、昨年とその前回と同じく、ベース三國 智さん、ドラム北村吉彦さん、ベテランの安定した演奏家お二人。
北村英治さんは必ずラストに「ボナセラ」を選ぶ。
その為に私は呼ばれているのかと思うほどだが、ありがたいことではある。
しかし、この曲、リズムが変化する少々ややこしいアレンジで、リハーサルも出来ないジャズフェスでは譜面だけ(初見)では難しい。
お二人が迷う瞬間、歌いながらピアノでベースパートも強く弾いてリード、その度に大変だった。
これまで私も毎年呼ばれるという訳でもなかったので、その度にお二人に申し訳ない思いがあったが、今年もということで譜面と音の資料をお送りすることにした。
本番の10月まではまだまだ時間があるが、早目に用意して送りたい。
と、このような細かいことを気にしないで「えーい!」とやり倒すとこが、北村英治さんの元気パワーのひとつ(良い意味で)と思う。