弾ける喜び

昨年は左親指の関節の痛みから、4本指奏法などなんとか演奏してきたが、今年に入って少しづつ回復してきた。

ブギウギやストライドも、このところ再び以前のように弾けるようになった。

ストライド奏法というのは、ベースと伴奏の和音を左手で弾く奏法で、1小節の1泊ベース音を弾いて2泊目にコード、3泊ベース、4拍コード、で、ブン・チャ・ブン・チャ、と繰り返す。

クラシックにも部分的にある奏法だが、ラグタイムがもろこの奏法で、古手のジャズにも頻繁に使用されるピアノの奏法だ。

再び弾けるようになった喜びがあって、それがお客様にも伝わったのかと感じたのが、昨日。

横浜「俺のフレンチYOKOHAMA」にランチライブ、ソロ弾き語りで出演。
その後、ヴォーカルの木村美保さんとデュオで夜まで、歌わないピアニストとして。

"I can't give you anything but love"他の歌が、ストライド奏法にも合うように感じたので、間奏は思いっきりストライドでスイングしたら、お客様じっと見て、間奏の後拍手、弾ける喜びをいっそう感じた。

この状態が続けば幸いだが、今後も気を付けていかないといけないと思っている。