いつものフレーズ

本日は銀座「スイング」、北村英治さんのライブ。
なにやらテレビ取材があるそうだが、いつものことで北村さん以外の我々メンバーが映ることはほぼないだろう。

このライブは毎月二回で、ベーシストは小林真人さんと山口雄三さんが交互に出演するが、本日はご両人共に都合がつかず、ジャンボ小野さんが久々の共演。

私とは世代的に同じで旧知の間柄だが、最近は新宿ジャズフェスで偶然一緒にという程度、北村さんとの共演は何年ぶりになるだろうか。

北村さんは「スイング」と呼ばれるジャズのスタイル。

例えば、通販CDでスタンダードジャズ名曲と言えば、「枯葉」「テイクファイブ」「モー人」などが定番だろうが、これらは1950年代以降の録音がほとんどで、「スイング」はそれ以前に流行したスタイル。

「枯葉」など共通した曲も多いが、スイングスタイルの、それもクラリネットの定番曲、「アヴァロン」「世界は日の出を待っている」「サムデイスイートハート」他は通販CDに取り上げない曲も多い。

ジャンボ氏、いつもそれを気にして「古い曲を知らないんで」と言うが、いつもなんとかなるベテラン名人。

さて、本日もそのフレーズが出るんじゃないかな。