昨日、「俺のフレンチ横浜」に、クラリネット谷口英治さんとデュオで出演。
オール譜面なし、選曲のキーを確認するだけ。
曲のキーは、歌の場合は個人的な声の高さに合わせてキーも異なるが、器楽演奏ではおきまりキーでの演奏が多い。
例えば「A列車で行こう」ならC、「聖者の行進」はFなど、譜面として出版されているキーを「原調」と呼んで、おきまりで演奏している(口語としての「原調」が正確な意味かは分かりませんが)。
しかし、演奏のおきまりキーと出版された原調と違う曲もいくつかあり、また、演奏者による違いもある。
谷口さんは「いそしぎ」"The shadow of your smile"がGm(おきまりはCm)、「捧ぐるは愛のみ」"I can't give you anything but love"がE♭(おきまりA♭)他、この若干の違いを新鮮に感じた。
それと逆に、"The Chiristmas song"はE♭で演奏、こちらは原調で、私も最初覚えた時はこのキーで演奏していたが、弾き語りでは少し音が高いのでキーを下げてCでやっている。何年ぶりかの原調演奏。
手慣れた曲ながら、キーが違うとコード進行が複雑な部分に気を張り、それも新鮮に感じつつ。
歌わないピアニストとして、デュオで目一杯弾きまくった一夜のセッション、多くのお客様から「楽しかった!」の声に嬉しく終演。
チケット¥3,000(飲食料金別) ご予約なし当日¥3,500
御予約頂いてチケットお渡し出来ない方は、当日受付にてご予約料金で。