原調で新鮮

昨日、「俺のフレンチ横浜」に、クラリネット谷口英治さんとデュオで出演。

オール譜面なし、選曲のキーを確認するだけ。

 

曲のキーは、歌の場合は個人的な声の高さに合わせてキーも異なるが、器楽演奏ではおきまりキーでの演奏が多い。

例えば「A列車で行こう」ならC、「聖者の行進」はFなど、譜面として出版されているキーを「原調」と呼んで、おきまりで演奏している(口語としての「原調」が正確な意味かは分かりませんが)。

 

しかし、演奏のおきまりキーと出版された原調と違う曲もいくつかあり、また、演奏者による違いもある。

谷口さんは「いそしぎ」"The shadow of your smile"がGm(おきまりはCm)、「捧ぐるは愛のみ」"I can't give you anything but love"がE♭(おきまりA♭)他、この若干の違いを新鮮に感じた。

 

それと逆に、"The Chiristmas song"はE♭で演奏、こちらは原調で、私も最初覚えた時はこのキーで演奏していたが、弾き語りでは少し音が高いのでキーを下げてCでやっている。何年ぶりかの原調演奏。

手慣れた曲ながら、キーが違うとコード進行が複雑な部分に気を張り、それも新鮮に感じつつ。

歌わないピアニストとして、デュオで目一杯弾きまくった一夜のセッション、多くのお客様から「楽しかった!」の声に嬉しく終演。

 

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12月ー1月(2020年)スケジュール