ハッシャバイ

昨日、池袋「ばがぼんど」にソロ出演。珍しいリクエスト「ハッシャバイ」を頂いて演奏した。

 

20歳頃、ジャズ喫茶で当時新譜まもない、ケニー・ドリューニールス・ペデルセンのアルバムで覚え、早速ライブでそれをマネたミディアムテンポで演奏した。

20代半ば、旗輝夫さんの歌伴奏でこの曲が元々スローテンポと知った。

旗さんは戦後ジャズブームの人気ジャズ歌手だが、私の幼少期にNHKテレビ「おかあさんといっしょ」のお兄さんで覚えていた。

私が「ハッシャバイってスローだったんですね」と言うと、「うん、あれは子守歌だからね。僕の初レコーディングなんで思い出があるなぁ、バックコーラスがダークダックスだったんですよ」。

やはりその頃ラジオで、このメロディーの原曲が「歌劇レーモン序曲」だと知った。

モダンジャズで覚えてやっと原曲に行きついた。

 

その後、あるバンドでこの曲を演奏、リーダーがお客様に「シャンソンの『パリの空の下』をアレンジした曲です」と紹介した。

リーダーは年上なんで控えめに「あれって『歌劇レーモン』じゃないんですか」と言うと、「高浜くん、あれはね、シャンソンなんだよ」とあまりに自信たっぷりに諭すので、言い返さなかった。

と、1曲にあれこれ思い出す。

 

さて、本日は銀座「スイング」、北村英治さんライブ。

 

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