2003年春、香港発祥のサーズウイルス渦中、「にっぽんまる」世界一周クルーズ仕事でヨーロッパに行った。
私は北村英治さんとマネージャーと、成田から空路パリに飛んで1泊、翌朝ルアーブルに移動して停泊中の船に乗船して北ヨーロッパ20日間の旅だった。
日本では連日サーズが新聞一面トップで報じられていたが、フランスの新聞には下段に小さな記事で、遠いところの騒ぎに感じた。
その後、北ヨーロッパ各国を巡ったがマスクなど誰もしてなくて、私たちもしなかった。
帰国後どのくらいで終息したか覚えていないが、私の仕事関連に影響はなかった。
しかし今回のコロナはヨーロッパでも拡大し、本来マスクをしない欧米人もさすがに必需品となり、私の仕事関連、その他各方面の方々もしばらくは辛抱が続く。
先週末の3連休は春の陽気に街に人が多く出て、コロナ緊張が少し和らいだ気にもなった私、変わらぬ現状に気を緩めないで拡大防止に努めたい。
よく弾き語る曲「この素晴らしき世界」"What a wonderful world"の歌詞、♪木々の緑、赤いバラ、青い空に白い雲、そんな日常が素晴らしい、と、確かにそうだ。
しかしサビの「行き交う人々が”握手”を交わし、愛を込めてごきげんよう」というのは今は自粛。