低音の魅力

コロナ勢いが一行に収まらないが、ちょっとマニアックな音楽話。

私がプロデビューした1970年代半ば、ジャズのウッドベースコントラバス)もピックアップを付けてアンプで低音を補正することは常識だった。

本来、生で演奏されてきたウッドベースにアンプを併用するようになったのは、1960年代半ば以降ではないだろうか。

アンプを使用すると低音域がより豊かになって、奏者の負担少なく細かい音符が弾けるからだろう。

ロック&ポップ音楽においても、50年代末までのベースライン(ウッドベースだった)は単純で細かい動きもないが、60年以降エレクトリックベースが普及して変化していった。

 

エレクトリックギターとアンプは1930年代から使われていたが、エレクトリックベースとベース専用アンプは1950年代初頭にフェンダーが開発発表したそうだ。

しかし、50年代半ばのロックンロール流行以降ポップ音楽が主流となっても、60年代初頭までウッドベースが使われていて、普及に10年も要した理由は分らない。

話が長くなりそうなんでこの辺りで、また気が向いたら続きを書きます、