繰り返し

一昨日、姪夫婦の子供たちを預かって、小4国語宿題が「音読」だから聴いてと。

とても上手に読んでいたがふと途切れ「これ何て読むの?」と。

指さした個所をみると「青々」、私「あおあお、だよ」、その後順調に読み終えたので、「さっきの字(々)は漢字を繰り返す時に使うんだよ」と説明。

 

パソコン変換だと「同じ」の入力で「〃、々、ゝ、ゞ、ヽ、ヾ」などが表示される。

踊り字というのだそうで、以前、趣味的にかじった中国語にこの字がないのが意外だった。

「謝謝」もそうだし、繰り返しでソフト表現となる「看看」(ちょっと見る)、「説説」(ちょっと話す)、「試試」(ちょっと試す:服の試着や食べ物の味見を勧める時にも使う)など多い、なのに手書き文では見たが活字にはない。

紀元前の中国では使われていたが消滅し、日本でのみ使われていて正確には字でなく記号とのこと。

 

楽譜の繰り返し記号は幾つかあるが、下は「々」同様に前の小節と同じの意味。

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あと”BIS”は架線部分を2回繰り返し、書きあがった後で書き足すのに便利。

ビスはラテン語で2度の意味で、ビスケットは2度焼く意味だそうだ。

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