歌声実は

昨日ブログに、映画「脱出」でローレン・バコールが”How Little We Know”を歌うと書いたら、早々にユーチューブ検索してお聴きになった方から「良い曲を楽しみました」と間奏メールを頂いた。

思い付くままに書いているブログにこうしたメールを頂くことは嬉しい。

 

この映画を最初に観たのはテレビの日本語吹き替え版で、主演のハンフリー・ボガート久米明さん、そしてローレン・バコーが大塚道子さん、共にイメージぴったりで歌で本人の声を聴いても違和感を感じないほどだった。

ところが、インターネット時代になって映画関連ブログで「ローレン・バコールの歌は若き日のアンディー・ウイリアムスが吹き替えた」とあって驚いた。

あの「ある愛の歌」「ゴッドファーザー」が大ヒットしたアンディー・ウイリアムス、最初信じがたく英語版のウイキペディアなど調べてみたら確かにそう書いてある。

ローレン・バコールの声は女性としては低めだが、それにしても男性が吹き替えて不自然に聴こえないのは、アンディーさんの表現力の豊かさか。

 

吹き替え歌手で有名だったのが女性歌手マーニ・ニクソン

ミュージカル映画「マイフェアレディ」のヘップバーン、「ウエストサイド物語」のナタリー・ウッド他多くの女優の歌を吹き替えた。

私が中学時代だったかに来日してNHKテレビ「世界の音楽」で観た・・・記憶が正しければだけど。

この番組は毎週日曜の夜放映してたと思う、来日アーティストコーナーがあって同時通訳の鳥飼久美子さんが本人にインタビューし、歌や演奏がたっぷり楽しめた。

ネット動画などなかった時代に貴重な音楽番組のひとつだった。