定例再開 / 台北ステージ3-二人の先生

本日は銀座「俺のイタリアンJAZZ」「俺のやきとり銀座9丁目店」、それぞれ2ステージづつ出演。

定例デュオライブ、今年2月以降お休みしておりましたが8月8日(土)より再開。

小さなお店にてコロナ対策として10名様限定、二部入れ替え制でお送りします。

詳しくはこちら定例デュオライブ をご覧ください。

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台北ステージ3-二人の先生

中国語サークルは家から近い公民館分館で、参加者は私の他に男性1人と女性2人で皆さん世代は近かった。

先生は大連出身、ご主人が日本人で日本語は流暢、主婦の傍らサークル講師、初級レベルだが忘れかけていた言葉に触れることだけでもありがたい。

 

先生はとても穏やかなお人柄で、台北公演の話をすると「お役に立てることがあれば何なりと」。

もう一人専門的に音楽が分かる人がいれば心強いが、チェン・ミンさんは共演もなく忙しそうで頼み難い・・・こういう時は不思議と出会いがあるものだ。

チェン・ミンさんのお父様も二胡奏者で、久々にお会いして共演ライブをやることになり、赤坂にあるマスターAさんの店で「ジャズと二胡の夕べ」。

お父様がライブの手伝いに中国人留学生をお連れになった。

上海出身で東京芸大作曲科に在学中、ピアノやキーボード演奏でのステージ経験もある、あ、この人なら若者の感覚も参考になる。

サークルの先生は40代、そして若き留学生、それぞれに指導をお願いした。

 

Sさんから「お客は中高年が多くジャズファンというわけでもないから、分かり易い曲も入れてもらえれば」と言われて日本と中国の曲から選んだ。

日本の童謡「里の秋」、私が好きな曲で、中華圏ではラブソング「又見炊煙」として知られる。

中国曲「夜来香(イエライシャン)」、「何日君再来ホーリーチュンツァイライ)」の2曲は、2000年にチェン・ミンさんとの上海公演で、歴史的な理由から日本人バンドの演奏NGだったので今回リベンジ。

この3曲は台湾のスター歌手テレサ・テンが歌って80年代に大ヒット、先生お二人に伺うと「若者からお年寄りまで知ってます」、これは台北の人に喜ばれるに違いない、自分の言葉で語りたい思いが益々強くなった。