映画と音楽22ー夢の乙女

昨日PCが起動NGとなり姪夫婦にメールアドバイスもらい格闘の末、深夜回復。

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映画と音楽22-夢の乙女
米映画「エンゼルハート」(1987)はミッキーローク主演、殺人事件を捜査する探偵がブードゥー教にからんで南部へ行くホラー風サスペンスだった。
捜査で浮かんだ人物の過去にまつわる曲として「夢の乙女」”Girl Of My Dreams”が使われている。
1927年作の古き良き素朴さと甘美なメロディーの曲、それが不気味なアレンジで過去からの因縁を感じさせる。

 

この曲は小学生時分に兄が買ったLP「パット・ブーン、ハイスクールの思い出」で覚えた。
ジャケットの黄色いカーディガン姿のパット・ブーンがいかにもアメリカの好青年という感じで、収録曲はどれも優しいメロディーの歌が多かった。

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ソフトな歌声に英語歌詞の意味も分からず「乙女の姿しばしとどめん」のような歌かと思ったが、実は失恋ソング。

♪君が去って僕の人生は変わった、どうか帰ってきておくれ♪
以前弾き語ったこともあるが、ジャズ演奏で唯一知るのはディジー・ガレスピースタン・ゲッツ共演録音。

この曲は今も子供時分の家やレコードプレーヤーなどの光景が浮かぶ、そんな懐かしさが映画「エンゼルハート」のミステリーと重なって妙なリアル感があった。