映画と音楽34ーロックンロール

昨日早朝、ブログ更新の下書きして用事でPCを離れたらそのまま忘れ、夕方に知人からのメールで気付き慌ててアップ。どうも、すみません。

昨日の更新「映画と音楽33ーブギウギ」

緊急事態宣言が発出されて、更に私の活動もどうなることやら・・・。

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映画と音楽34-ロックンロール
1956年の映画「女はそれを我慢できない」"The Girl Can't Help It"、挿入歌「クライミーアリバー」はジャズっぽくブルージー

若い頃に曲は覚えたが映画は知らず、タイトルからお色気っぽい内容を想像したが、随分後になってDVDで観たら全く違っていた。

 

あるプロデューサーがギャングの親分に「この女性を歌手で売り込んでくれ」と頼まれるが、これが歌が下手、断り切れずライブハウス営業回りを始める。

行く先々に出演するのが、リトル・リチャード、プラターズなどロックンロール初期のスター続々。
プロデューサー氏には忘れ得ぬ恋の思い出があって、それが「クライミーアリバー」と共に蘇る。

 

昨日紹介した「暴力教室」はモノクロ作品でシリアスで暗かったのに対して、こちらはカラー作品でコメディータッチのロックンロール紹介映画、しかし、幾度も登場する「クライミーアリバー」はジャズっぽい曲。

大衆音楽の流れがジャズからロック&ポップへと移行する過渡期で興味深い。

 

この映画でエディー・コクランが「トゥエンティー・フライト・ロック」を歌うシーンがビートルズ伝記映像「アンソロジー」に挿入され、ポール・マッカートニーが語る「ジョンと初めて出会った時に、僕がこの歌を歌ってバンドに誘われたんだ」。