ライブハウス「かもめ」でプライベートな歌の貸切ライブで、レギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)で出演、多くのお客様が午後のひとときを楽しまれた。
さて、昨日のブログ話題の続きになるが、今から30年以上前、私が若手の頃、お越しのお客様が40~50代の働き盛り、青春時代にジャズや映画に夢中になった世代だ。
1940~60年代前半の映画音楽のどれもが鼻歌で口ずさめるメロディーだ。
リクエストに応えて演奏すると、お客様は映画のシーンを思い出して夢見心地で聴いてくれる、その瞬間がたまらなく好きだった。
そのお客様が現在は高齢となられて、生演奏にお越しになることも稀となり、そういう曲のリクエストもほとんどない。
スタンダードジャズは変わらず若いお客様が楽しんでくれるが、往年の映画音楽と言えば、「ムーンリバー」「酒とバラの日々」「虹の彼方に」などスタンダードジャズに入る映画音楽以外、私もあまり演奏しなくなっている。