結局ブログに書いた「夜霧のしのび逢い」は弾かなかったが、お客様のリクエストで「アズタイムゴーズバイ」。
この曲が有名になった映画「カサブランカ」を始めて観たのは19歳の頃だった。
とにかくハンフリー・ボガードがカッコいい、それに加えて”ジャズっぽい”音楽がたくさん、というだけでとりこになった。
ジャズっぽいと言ったのは、当時はまだこの映画に登場する曲を知らなかったから。
"As time goes by"、"Avalon"、"The very thought of you"、"Shine"などなど、今では私自身が何千回演奏したかという曲ばかり。
他にもモンロー映画「お熱いのがお好き」も、1920年代のジャズが多く使われているが、始めて観たのは中学か高校生、テレビだった。
多分1曲も知らなかったが、20代以後分かる曲が増えて行く面白さがあった。
レギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)での出演。