昨日、銀座「俺のやきとり銀座９丁目店」、マイクセッティングに入店したのが夕方５時過ぎ、かなり席が埋まっていたのは緊急事態宣言下８時までの営業だからか。
６時過ぎてライブ、多くの若いお客様がよく楽しんで拍手、ライブ感一杯の夜。
映画と音楽６９―アパートの鍵貸します
昨日書いた映画「アパートの鍵貸します」"The Apartment"（１９６０）も好きな作品。
会社勤めの主人公（ジャック・レモン）は、自宅アパートの部屋を上司の逢引に貸すことがある。
社のエレベーターガール（シャーリー・マクレーン）に好意を持つが、上司が彼女と関係して部屋を借りることになり・・・ちょっと切ない恋のコメディーで忘れられないシーンがいくつか。
主人公行きつけのレストラン、ピアニストがハリウッド映画には珍しくアジア系（多分中国系）でこの映画テーマ曲を弾く、若き自分を重ねた。
出社したシーンで、脱いだ冬物コートの裏から両袖にマフラーを通してハンガーにかける。
若い頃にこれをマネて出演先のハンガーにかけた、たったこれだけのことで誰が見る訳でもないが映画の中にいるような気分になった。
ところが、私はダウンジャケットだったので滑るんだろう、仕事が終わってハンガーをとるとマフラーが床に落ちていることが二度三度あってやめた。
恋心抱く女性と上司の不倫関係を知った主人公、クリスマスで賑わうバーカウンターに一人でカクテルグラスを傾けている。脇に串刺しのオリーブが何本も並んでマティーニをかなり飲んだことが一瞬で分かる、上手い表現だと思った。
マティーニはウイスキーストレートほどのアルコール度数で、これはマネ出来なかった。
