昨日「俺のフレンチ横浜」、ベース大塚義将さん、ドラム秋葉正樹さん、若手お二人とトリオ演奏、20分ステージ4曲のみ、あっという間が惜しいほど楽しい演奏だった。
本日は銀座「俺のやきとり銀座9丁目店」にソロ出演。
映画と音楽129-クラシック
昨日ブログに書いた1940年代の復刻版レコードシリーズにカーメン・キャバレロ楽団もあり、50年代以降の演奏しか知らなかったので新鮮に感じた。
このピアニストが有名になったのは映画「愛情物語」(1956)テーマ”To Love Again”で、ショパンのノクターンのアレンジだった。
クラシック曲が印象的な映画は多く、ディズニーアニメ「ファンタジア」(1940)はチャコフスキー他、「哀愁」(1940)は「蛍の光」、SF映画「2001年宇宙の旅」(1968)で「ツァラストらはかく語りき」、戦争映画「地獄の黙示録」(1979)で「ワルキューレ」などなど。
「タイタニック」(1997)で船の沈没で乗客が避難するデッキに楽団が残り、讃美歌「主の御許に近づかん」を演奏し続ける。
公開当時、演奏家仲間で「自分だったらどうする」という話がよく出た。
私は北村英治さんと幾度もクルーズに出た、「タイタニック」時代はピアノは持ち運べなかったが現代は船にある電気ピアノでデッキ演奏可能。
もし北村さんがクラリネットを握りしめ「残って演奏する」ということに・・・先ずならないだろう、私と共に避難訓練を真剣に受けられていたから。
「ミッションインポッシブル / ローグネーション」(2015)で、歌劇「トゥーランドット」上演中、暗殺者が譜面を見ながら最高音で盛り上る部分で狙撃の計画、音楽と共にスリル頂点へ向かう見事なシーンだった。
一流スパイは譜面も読めないと勤まらないのだろう。