微妙表現

Uターンして2ヵ月、地元演奏家はアルトサックスの白井敦夫さんとごく僅かな方のみ、コロナ状況もあって知り合う機会はまだない。
さし迫った予定もないが、先日地元デビューライブに駆けつけてくれたベーシスト岡本勝之さんにお願いして、我が家でリハーサルした。
これまで幾度も共演しているがセッションに近い形ばかりだったので、曲による微妙な表現の違いなど。

 

セッション、つまり普段共演しない演奏家同士リハーサルもなく本番はままあることで、数年ほど前に東京で若手共演が多い時期があった。
皆さん腕の良い方々で「A列車で行こう」「バードランドの子守歌」など所謂スタンダードは快適だが、古典的なディキシーランド風や映画音楽、イージーリスニング風などはそういかない。

 

これはそのスタイルへの関心と演奏経験のあるなしで、的確に表現してくれる方もいらしたので年齢は関係ないと思う。
東京のレギュラートリオは30年余りと言う長いつきあいで、私の音楽をよく理解し息もピッタリ合っていたが、こちらに呼ぶのも簡単ではない。
今はコロナで活動も少なく当面はピアノソロやデュオで演奏出来るが、将来的に地元メンバーによるバンドが組めたらと期待膨らむ。