ブルースを知る2

昨日の続き。

「ブルース」は19世紀に米国南部の黒人民謡として形成され、音楽として認められたのは20世紀に入った頃だったようだ。

その時代を描いた映画「セントルイスブルース」は、歌手のナット・キング・コールが作曲家ウイリアム・クリストファー・ハンディーを演じた。

イリアムの父親は黒人牧師で、讃美歌以外を禁じ通俗的な音楽と触れることを嫌う。

これに疑問を抱き黒人特有の音楽を社会が認める形にしたという話。

 

史実によるとハンディーさんはコルネット(トランペットの一種)奏者としてバンドを組んで南部各所で演奏。

12小節繰り返し形式の「メンフィスブルース」を出版、2年後1914年に「セントルイスブルース」初演。

「ブルースの父」と呼ばれる遠い歴史上の人物と思っていたが、なんと本人の演奏動画が。

1949年の「エド・サリバンショー」出演で当時75歳、残念ながら途中で終わる。


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