東西演芸

今回クルーズで乗り合わせた方の中に、生粋の東京人、大阪人がいらして、それぞれ落語と漫才の話で盛り上がった。

皆さん若くもない世代で昭和人気芸人の話題になったが、大阪人は江戸落語、漫才に興味なく芸人の名も分からず、東京人も上方芸人を知らず。

それぞれ演芸好きな人ほど東西どちらか偏るのは、生まれ育ちの環境から自然なこととは思う。

福井育ちの私はテレビ通じてだが、東西演芸に親しみ、双方との会話を楽しんだ。

ジャズ習得で東京に出て寄席にも足を運んだので、上方芸との縁は薄くはなったが、東西両方に馴染む感覚は今も変わらず。