ユーチューブでポール・マッカートニー、つい昨年(2021年)のシアトル公演を見た。
スタート曲はお馴染みの”Can’t buy me love”、80歳迎えて少し声は枯れたが体型変わらずのカッコ良さ、途中ポールの歌に割り込むギターソロに「おや!?」
あ、間違えたんだ、ポールが、世界のトップスターでもこういうことがあるんだ、と、かえって嬉しくなった。
大ヒットで聴き覚えた通り生体験したいのが大衆心理、ポールはビートルズ曲を全く変えぬことも世界中のファンが喜ぶ。
ギターソロに行くべきところを間違えて歌ってしまったリーダー、メンバーは瞬間戸惑ったと思うが曲の流れをキープ、と、勝手に想像。
北村英治さんが80歳頃それはなかったが米寿辺りから時折、と言っても演奏する仲間以外気付かぬレベルで93歳9か月の現在に至ることは凄い。
ジャズは即興性が魅力、曲の構成を決めて演奏することもあれば何も決めず行き当たりばったりも。
例え誰かが間違っても音楽が保たれれば問題とせず、それも味わいとなることが多い。
年齢に関わらず互いに許容し合う、やって楽しい聴いて楽しい、実に人間的な魅力を感じる。
4月22日(土)北村英治スーパーカルテット・コンサート 福井県民ホール
2月1日予約受付開始